感想 血界戦線
(内藤泰弘)
「例え千の挫折を突き付けられようとも
私が生き方を曲げる理由にはならない」
クラウス・V・ラインヘルツ
・あらすじ
紐育崩壊後、一夜にして構築された都市<ヘルサレムズ・ロット>
異界と現世が交わるこの魔都に於いて世界の均衡を保つために暗躍する秘密結社が存在した!!
・感想
トライガンの内藤先生の作品。アニメ化もされましたが最終回がまだ放送されておりません、なぜだ。
異形が跋扈し暴力沙汰も日常茶飯事なヘルサレムズ・ロットをものともせずタフに生きる登場人物たち
十三王とか血界の眷属とか、ライブラの面子でも単身では対処しきれない
より圧倒的な存在がポンポン出てくるのも異界やばいなぁ…って
そして師匠とか見て、人間もやばいなぁ…みたいな
技名叫んでから殴る漫画っていうのも素敵
人外異形・カッコいい必殺技・霧に包まれた街
読み切り形式で毎回切りよく読めるのもいいよね
・各巻雑記 好きなとことか箇条書きで
一巻 魔封街結社
ゴーストワゴンが最初に見た話しだから、印象深いのが大半そっちにいく
ゲロ吐いても知らねえからなとかオチの叫びのくだりとか、レオ(とザップ)の
二巻 世界と世界のゲーム
冒頭に置いたセリフ。信念折れず前に進む系キャラが好き
トーニオは、再登場するんでしょーか?
三巻 震撃の血槌
フェムトへの認識がおまけの人になりつつある
トリップザップ、このあたりでああ、基本ダメ人間なのだなという認識に
四巻 拳客のエデン
ステゴロ最強。実際競うまでもなく最強になっても何も満たされないだろうなぁ
脳抜きってもう字面だけで怖いよなぁ…そのあとおまけで持ちネタになってるけど
五巻 Zの一番長い日
ネジとZの~は両方お気に入り回
てかレオに太ったとか言ってた人が浅黒く腐った猛毒の餅(師匠談)になるとはだれが思っただろうか。
真胎蛋の撃破シーンのカッコよさとアレさ…アニメのサーモグラフィーにも笑ったけど円盤で修正されるって聞いたときはさらに笑った
上半身だけ飛行機にくっついてるって絵面なんかいいよね……中で腕組んで座んでいるツェッドもいい……
六巻 人狼大作戦
フゥ―――ド!! パニッシュメン!! パ――ニッシュメン!!
昼飯食べるだけでも血なまぐさい感じに・・・・というか最悪死ぬ
過敏王ってなんか日常生活からしてつらそうだなぁ
やくざ壊滅させるクラウスさん。
ヴァッシュと違ってブチギレたら容赦なさそうですよね
七巻 マクロの決死圏
「テッペンが孤独なのは当たり前なんだよ 同じ風景見てる奴なんか存在しないからな」
今まとめてみているとある意味、拳客のエデンにもいえることな気がしてきた
女子会風景見てみたいけど、
なんか女子会みたいな華やかな感じとはものすごく遠い気が
おつかい回
ピタゴラススイッチ的に被害が拡大していくけどやっぱこの町では日常なのかなぁ
妙に狙いが正確なばあさんは何者なんだばあさん
次元怪盗さんにはいずれ再登場とかしてほしい
八巻 幻界病棟ライゼズ
あの人登場の瞬間に
うあああああ、オマケの人だぁぁぁぁ!となってしまった
それほどにオマケ漫画での印象が強すぎた
3年前の因縁の決着
ザメドルはわりとアレな性格だけど小物な感じしないのはやっぱ実力とふるまいかなぁ・・・・血界の眷属のなかではわりと好き
九巻 鯖呼吸ブルース
兄弟子ぽいとこみせるザップ、ほんとに普段アレだけど、決めるとこは決めるよね
授業参観。無茶するよねぇ…しかしあの血界の眷属があんなことしてるのだけで話し一本つくれるよねぇ……
十巻 妖眼幻視行
十巻分の集大成
レオ中心気味な話ってゴーストワゴンとかネジとかリールさん回とかあったけど、
そういう部分で描写されてきたレオの性格とか強さがはっきりと示される回だと
ボロボロになっても立ち上がって光に進むという
番外 小説 オンリー・ア・ペイパームーン
ザップに隠し子が!?というあらすじでザップ……(笑)となっていたのが
中盤あたりの真相にザップ……(憐み)に……。
温かいようなしんみりするな終わりが好き
あと斗流血法の発動の文章がドストライクすぎてもだえる
・お気に入りキャラ
あげすぎるときりがない…
男キャラだとレオ、クラウス、ツェッド あとたぶんザップ
レオとクラウスのシナリオで好きになったけど
キャラ的な好みでいくとツェッドなんだよなーと思って
感想書こうとするとだいたいザップが出てくるという……なぜだザップ
女性キャラだと、チェイン、K・K ルシアナ…あとヴェデッド
ちなみにアニオリキャラの、ホワイト&ブラックと絶望王は中の人の演技もあって、好きな感じうまく生存してくれたら原作巻末のおまけとかにも出てきてほしいくらいに…
まとまりない感じに……次に活かす